外はすっかり梅雨の季節ですね、リン酸です。
気温の変化が大きく、急に冷え込んだりするので思わず鳥肌が立ってしまいます。
そうそう、鳥肌といえば……
そう、【鳥オフ】ですね。(宣伝ノルマ達成)
今回は【鳥オフ】というオフ会で使用させてもらったデッキの紹介となります。ちなみに一月以上前に開かれたオフなので、相当な遅刻になってます((
鳥オフというのは、鳥モンスター(鳥獣族縛りではない)に焦点を当てたエース構築が主体の一風変わったデュエルオフのことです。個性的な構築が多くてとても楽しかったです!ちなみに3位に表彰していただきました。褒めて。そうそう、入賞したのでこんな景品も頂けました!
鳥とは一体。
あと、次回も企画されてるそうなので、詳細が気になる方は是非お調べください!(宣伝ノルマ達成)
さて、話は戻りまして…私がその鳥オフで焦点を当てた鳥エースがこちらになります。
《星見鳥ラリス》
効果モンスター
星3/風属性/鳥獣族/攻 800/守 800
このカードが戦闘を行う場合、ダメージステップの間このカードの攻撃力は戦闘を行う相手モンスターのレベル×200ポイントアップする。
また、このカードが攻撃したダメージステップ終了時、このカードをゲームから除外し、次の自分のターンのバトルフェイズ開始時に表側攻撃表示で自分フィールド上に戻す。
知っている方も意外と多いのではないでしょうか?GXで視聴者応募のなんかだった気がします。正直あまり覚えてませんね(( 自分にとっては幼き頃の寄せ集め時代のエースなので、思い出深いカードだったりしますね(唐突な自分語り)
その星見鳥をせっかくの機会なので使ってみようと思い、今回このデッキを仕上げました。2018.6.9現在のデッキレシピは以下のようになります。ちなみに鳥オフからの変更点が多いです。
今回のコンセプトは【ラリスのアタッカーとした運用】
【ヴェーヌおよびブラック・ガーデンの複数種の活用】です。
1つ目は使用したオフ会のコンセプト上当然として、2つ目のほうは兼ねてから使いたいと考えてた2枚が偶然採用できたため、せっかくなら色々使ってみようといった感じです。別に深い理由は無いです、許して。
想定する勝ち筋は「《輝神鳥ヴェーヌ》の効果で手札の《崇光の宣告者》を見せて相手モンスターをレベル12に変更、そこを攻撃力3200となった《星見鳥ラリス》で攻撃する」流れを繰り返すといったものになります。
この盤面を成立および安定化するのに必要な要素は以下の3つと考えています。
①《星見鳥ラリス》へのアクセス
②《輝神鳥ヴェーヌ》や《崇光の宣告者》へのアクセスおよび盤面維持
③ラリスで戦いやすい盤面を整える
①の要素を解決するための手段として、
忍者から触れる《忍法 変化の術》や墓地送りから《ブラック・ガーデン》での蘇生があります。また、ラリスの枚数を2枚にした理由としては、盤面に維持し得る枚数を考慮すると2枚が限界だと感じたためです。かと言って、1枚だとアクセス出来ないと攻め手がないので今は2枚で運用しています。
②については《儀式の下準備》《祝福の教会-リチューアル・チャーチ》《虹光の宣告者》で触れていきますが、虹光へのアクセスに初動として用いている忍者が大きく関わってきます。
このデッキの忍者の役割は以下の3つです。
2.ヴェーヌのコスト確保と効果起動補助
3.《忍法 変化の術》経由でのラリスへのアクセス
この中でも1の役割が大きく、イゾルデから《ジャンク・シンクロン》のサーチと《切れぎみ隊長》の呼び出しを同時に行えるので、次ターンには虹光を出力する事ができます。
続いて③についてですが、ラリスを扱うにあたり意識した特性が3つあるので、まずはそこから(さっきから3つばかりで遊作みたいですね)
流石にだらだらと長いので簡潔にまとめると「レベル調整」「的の確保」「サイクル性」となります。レベル調整はともかく的の確保は割と重要です。なんせバトルフェイズに入らないと帰ってこれず、攻撃しないとまた除外できませんので…せめて戻ってきて。
また、同じ動きを繰り返すのが勝ち筋となる以上、盤面維持はある程度必要となので、その2つを両立させる札として《ブラック・ガーデン》を採用しました。
《ブラック・ガーデン》から湧き出るローズ・トークンにはラリスはほぼ確実に勝てるので、安心して攻撃する事ができます。加えて、ローズ・トークンをレベル12に変更して攻撃すれば試合を有利に運べますからね!
トークン生成のトリガーには《切れぎみ隊長》を置いています。彼で虹光を蘇生すれば、《リンクリボー》と合わせてヴェーヌの回収効果を起動しつつ的のトークンを送れます。さらにヴェーヌで切れぎみを回収してサイクル性を維持しつつ、儀式確保と《海亀壊獣ガメシエル》などのラリス補助札の回収を並行して行なえます。
想定盤面の確保および維持についての採用札は大体こんな感じになります。で、流石に書いてて疲れてきたので、あとは簡潔にまとめていきます_(:3 」∠)_
ラリスの特性上、レベルを持たない、つまりレベル0であるX・リンクモンスターは対処できないため、唯一ラリスがそのまま突破することのできる《海亀壊獣ガメシエル》を入れています。Wikiにも載ってるズッ友な関係です。
《悪魔嬢リリス》は《ブラック・ガーデン》との相性、場魔法確保と盤面安定化のための罠確保、ヴェーヌの起動といった役割を担っています。高速環境で生き残るために《ブラック・ガーデン》が早めに欲しい関係上、《メタバース》と合わせて最大まで積んでいます。
《ラッシュ・ウォリアー》は《ブラック・ガーデン》と合わせた《ジャンク・ウォリアー》の補助や、《ジャンク・シンクロン》を虹光以外の展開に用いた場合のケアとして採用しています。
切れぎみ虹光のサイクルに入ると儀式が溜まっていくため、防御札として《古聖載サウラヴィス》やリリスと相性のいい《リトマスの死の剣士》も採用しています。
採用している罠について、対応力を上げるための汎用枠として《戦線復帰》や《砂塵の大嵐》を選んでいます。
《ダブルマジックアームバインド》はこのデッキの裏の切り札です。余ったローズ・トークンをリリースして相手の展開を妨害しつつヴェーヌの効果を起動できるため、このデッキではとても優秀な働きをしてくれます。FAウィングとかディアボロスはやめてください。
採用した忍術は変化の術以外だと、《忍者マスター HANZO》を次に繋ぐ初動にできる《忍法 分身の術》と、《ブラック・ガーデン》と合わせると性格が悪い相性のいい《機甲忍法ラスト・ミスト》となります。
エクストラについて、基本的にはローズ・トークンを有効活用できるリンクモンスターが主体になります。
《ライトロード・ドミニオン キュリオス》は《黄昏の忍者将軍 ゲツガ》を初動とした場合の《サモン・ソーサレス》経由や、ローズ・トークンを利用したりして出せます。攻撃力2400であるため、《ブラック・ガーデン》で蘇生することも多く便利です。
《トポロジック・トゥリスバエナ》はこのデッキで触れにくい相手のバックへの対策として採用しています。リンク召喚時にローズ・トークンを上手く合わせると、あとは流れで吹き飛ばしてくれます。
1つ空いている枠はいずれ発売される《魔界の警邏課 デスポリス》となります。素材縛りがなく、ヴェーヌの補助と耐性付与を両立できるため重宝しそうです。
長くなりましたが、ここまでがこのデッキの概要となります。細かいところで何か気になることがあれば、コメントでだったり直接聞いてくださって大丈夫です!
自分としては珍しく、発案から構築までのスパンが3週間と短かったですが、中々気にいる形に纏めることができました。
正直なところ、ラリスの活用がこの型で良かったのか分からないですが、昔のエースを復刻できたことは嬉しいですし、考えていてとても楽しかったです。この調子を是非とも維持していきたいところですね!なお現状は…
ということで、ここまで駄文長文を読んでくださった方や流し読みしてくださった方、ありがとうございました!!これが何か新しい発想のキッカケにでもなれば幸いです。
次はデッキレシピだけでなく、ブログらしく本当に他愛ないことでも書いてみたいなーとか思っております。
では、最後に一言を添えてこの記事を締めさせていただきます。
この記事、ラリスって単語よりヴェーヌとかブラック・ガーデンのほうが多くない???