リン酸の語り処

遊戯王OCG考察・構築案の物置です。

月刊デッキビルド6号【ドミノライザー弐】

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最近新弾が追いきれなくなってます、リン酸です。

パックを剥く機会と減りつつあるとはいえ、使われて覚えるくらいしか無いのは何とかしたいところですね。

 

今回は月刊デッキビルドの第6回となりますが、これで半年間続いたことになります。人間、やろうと思えば意外とやれるものです。

実はこのブログ自体も、先月くらいに1周年を迎えていました!これもいつも見てくださる方がいるからこそです、本当にありがとうございます。

初めは自分の思考の整理場所くらいで考えていたのですが、思っていたより色んな方に見てもらえてモチベ向上に繋がりました。ありがたい話ですよホント…月並みなブログですが、細々続けていくのでこれからもよろしくお願いします。

 

さて、第6回の内容ですが、以前自分が使っていたデッキである【ドミノライザー】のリメイクになります。決して時間が無かったとかでは無いですとも、えぇ。どういうデッキだろう?と気になる方はこちらからご覧ください。少々見辛いのは始めたばかり故のご愛嬌ということで…

 

 

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経緯

実を言うと、この【ドミノライザー】というデッキは半年程度前に一度崩したものになります。

というのも、新たなカテゴリ「ネフティス」の登場により、《風帝ライザーへのアクセスが容易になり、その動きがほぼ理想に近いものでした。

なので、以前までの「《星邪の神喰》や《SRバンブー・ホース》で落とす→除外を絡めて《SRドミノバタフライ》で回収」といった流れが不要となり、デッキの根幹が崩れたのが主な要因ですね。

ただ、《HSR-GOMガン》の登場によりドミノライザーの動きがかなり組みやすくなりました。ネフティス儀式からの一連の流れで、動きのパーツが揃えやすくなったんですね。

 

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なので今回は、デッキの質というよりコンボ(と言っていいのか)の安定化を重視して組み直してみました。こういうのも思考練習としてる月刊ならではかなーと個人的に思ってたり。

あとギミック自体は気に入ってたのもあり、モチベ無くなったからそのまま放置…ってのも味気なく感じたのもあります。

 

 

コンセプト紹介

やりたい事としては以前と変わらず、《SRドミノ・バタフライ》で《風帝ライザー》を回収するビートダウンになります。

烈風帝の確保手段として《守護神-ネフティス》、ドミノバタフライを筆頭としたSRへのアクセスにGOMガンを採用しています。そのため、《ネフティスの祀り手》→《守護神-ネフティス》→GOMガンの流れが軸になります。

手札に《SRタケトンボーグ》のような風属性さえいればGOMガンに繋がるため、儀式さえ通れば基本パーツは揃うことになります。

加えて、ネフティスの効果起動に《霞の谷の祭壇》を噛ませたり、祀り手召喚の素材を《ガスタ・グリフ》にすると、《ガスタ・ガルドリクルート守護神ガルドで《ドラグニティナイト-ロムルス》に繋がります。そこから《竜の渓谷》→《嵐征竜-テンペスト》へアクセス出来るので、ドミノバタフライ用の除外要因を用意する事も出来ます。テンペストまた消えそうだけど。

以前のように、ベアト星邪に頼る事なくコンボパーツが揃うようになったのはかなり大きいですね。やはりLVP2のカードは爆発力こそ無いものの、細かく繋ぐ役割として良いカードが多い所感です。

今回は「GOMガンで召喚権を増やして烈風帝を出す」動きが主になるため、以前まで軸であった「《空海竜リヴァイエール》+《絶対王バック・ジャック》による《ダーク・アドバンス》の簡易サイクル」はサブ寄りになりました。前の構築のように" 烈風帝がメインである事を隠して動く "ことがほぼ不可能なので、風属性で固める余裕が生まれたことも大きいです。

しかし、この動きは是が非でも外したくなかったので、星邪バックジャックともに未だに残しています。明らかに浮いてる形にはなるのが気になりますけどね…ここは正直甘えの枠でもあります。

また、前回と異なり風属性が多いので、ドミノバタフライの効果が腐りにくくなりました。グリフや《SRダブルヨーヨー》を拾ったり、GOMガンでコストになったエクストラの回収も可能です。個人的には、軸としているわりに後半にしか仕事が無いのが気になってたので、この点は良い感触だったり。

 

 

採用カード

その他の細々とした採用カードについて。

モンスターカード

祀り手から呼び出すのは主に《ネフティスの祈り手》で、そこから《ネフティスの悟り手》をサーチして次ターンも守護神を出すことに繋げます。

ガスタの神裔 ピリカ》はグリフリクルート先として採用しています、可愛い。風属性の星6Sとして採用している《ダイガスタ・スフィアード》を出す役割が主ですが、《SRベイゴマックス》以外に1枚でリヴァイエールを出せる札としても重宝します。あと可愛い

闇黒の魔王ディアボロ》はテンペスト以外の《竜の渓谷》で落とす先であり、このデッキの天敵である対象耐性持ちを倒す役割があります。リヴァイエールバックジャック帰還から烈風帝を出した際に、そのまま《森羅の守神 アルセイ》へ繋げる動きも残してあります。

 

魔法カード

大欲な壺》はテンペストおよびGOMガンの除外リソースを回復する役割が主になります。…というのは建前で、バックジャック+星邪の組み合わせを正当化するためが本音です。星邪があるならバックジャック→三つ目→バックジャックと繋げられますし。以前より星邪の起動札が減っているので、言い訳程度にしかなってませんけどね。

スピードリバース》《戦線復帰》を汎用である《死者蘇生》より優先している理由としては、このデッキだと蘇生したいモンスターがベイゴマピリカくらいしかいないためです。であるので、墓地回収持ち・バックジャックで触れる2枚を優先する結果になりました。

鳳翼の爆風》と《迷い風》はこのデッキ最大の障害である《ヴァレルロード・ドラゴン》への対策としてが大きいです。あれホント無理。以前よりも対象耐性持ちの対処が苦手になった背景に加え、《ダーク・アドバンス》と《トラップトリック》を共有する兼ね合いもあるため迷い風は2枚に。

 

EXデッキ

動きの軸となるリヴァイエールネフティスGOMガンはそれぞれ2枚ずつの採用です。いつもは動きに多様性を持たせるため種類を散らすのですが、属性縛りがかかる&メインの動きが一番強いことからエクストラに無理に頼る必要が無いので、今回は固めても問題ないとしています。

風属性Sモンスターは基本的にGOMガンのコストですが、《HSR魔剣ダーマ》で星邪を起動できたりもあるので、普通に出しても仕事できるカードをチョイスしています。

森羅の守神 アルセイ》は、リヴァイ+ジャック素材の烈風帝召喚→ディアボロssの布陣から作れます。烈風帝効果と組み合わせて《ダーク・アドバンス》を加えることで、相手ターンにバックジャック効果から誘発してデッキバウンス+蘇生したテンペストと合わせて烈風帝の妨害を構えることができます。

同じ素材で出せる事から《混沌の戦士 カオス・ソルジャー》も採用しています。弱点である対象耐性持ちを消し飛ばすのが主な目的ですが、テンペストがいるため容易に耐性を付けられる点が強そうです(つよそう)

ペンテスタッグ》は貫通持ちを作るためというより、汎用的な素材から闇属性モンスターを作るといった役割での採用になります。メインだとバックジャックをリリースする以外にディアボロが湧いてこないので、保険の意味合いが大きいですけどね。

 

 

終わりに

烈風帝ドミノバタフライへのタッチが並行してできるので、コンボの価値が大きくなったのは良かったかな? お気に入りの動きを最適化できたので、自分では割と満足しています。

ただ、ネフティス絡みの動きが出来ない場合のケアが少ないので、改良点としてはそこが挙げられますね。

このデッキは似たギミックを他の方にもパk、採用してもらったりして思い出深いものだったので、また形にできて良かったです。もし興味を持ってもらえたなら是非使ってみてください、強さはともかく楽しさなら保証します(飽きないとは言ってない)

 

という事で、今回の月刊は以上となります。ここまで読んでいただきありがとうございました。ちなみに今回は真面目に書いたのでコラ画像はありません。いないだろうけど楽しみにしてた人はゴメンね!

というかこれからはネタ枠を友人に押し付けます。普通に考えてアレには勝てません、なんだよ特殊敗北って。

 

次回は月刊ではなく、別に考えてるデッキ案を出せたらなーと思ってます。Twitterではポロポロ呟いてますが、現在《セブン・ソード・ウォリアー》のデッキ案を考えています。ある程度まとまっており、残るは納得いくまでブラッシュアップという状態なので何とか間に合うといいなぁ…

 

あと話は変わりますが、実は前回くらいからブログの構成を変えてみました。少しでも見やすくなってますかね…?

また少し変えたりするかもしれないので、何かこうしたらいいよ等ありましたら、お気軽にご意見頂けると幸いです。

それではまたの機会に!