真の怪文書は初投稿です、リン酸です。
今回のデッキ記事のキーワードはコレがピッタリだと思います↓
ではでは、少しの間お付き合いくださると幸いです。
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問題ないという方だけこのまま下の方へお進みください。
ブログ管理人・リン酸より
皆さんどうもこんにちは!
イかれたデッキビルダーの友人ことCCDです。
平成最後の1年が始まりましたね。わずか4ヶ月ではありますが、悔いがないように過ごしていきたいものですね。
唐突ですが、皆さん、勝つことは好きですか?
皆さんは、当然好きだと思います。カードゲームをやっていれば、勝った方が楽しいのは当然のことです。
オフ会でデュエルしに行くこと自体が楽しいことですが、オフ会で負け続けるとせっかくの楽しいオフ会の楽しさが薄れてしまうことでしょう。
風霊デュエル会にてオフ会の主催をやった身からすると、やはりオフ会というものは参加者の方々に楽しんで欲しいものです。
しかし、勝者がいれば敗者もいるのが世の理なので、全ての人に勝って楽しくなってもらうというのは難しいです。
そこで、全ての人は不可能であっても、せめて多くの人に勝って楽しくなってもらうための方法を考えました。
オフ会という決められた時間の中で、多くの人に勝ってもらうためには、楽しませる側が可及的速やかに敗北するデッキを使うという方法を思いつきました。
しかし、ライフコストの払い過ぎやセルフバーンでは、戦って勝ったというよりただ自滅したという印象が強くなってしまいます。
さらに、一度も自分のターンが回ってこないまま勝っても、勝利の印象が薄くなってしまいます。
そこで今回、高速特殊敗北デッキを紹介させていただきます。デッキレシピは以下の通りです。
【GS(グッド・サレンダー)リンク】
デッキレシピを見ていただければお分かりになるかもしれませんが、このデッキは遊戯王TCGの環境デッキの一つである【ロンゴミターボ】を原型にしています。【ロンゴミターボ】について軽く説明いたしますと、素材が5個以上のH・Cロンゴミアントを高速召喚するというデッキです。デッキの基本の構成や動きはそちらの方の解説の記事に任せます。
それでは、このデッキの高速特殊敗北コンボのルートについて解説していきます。
初手:切り込み隊長+ヴァイオン
これで特殊敗北することが出来ます。
コンボルートとしては以下になります。
切り込み隊長通常召喚→ヴァイオン特殊召喚
ヴァイオン効果発動→シャドーミスト墓地へ
シャドーミスト効果発動→ディアボリックガイをサーチ
ヴァイオン効果発動→シャドーミストを除外し、融合をサーチ
融合を発動→ヴァイオンとディアボリックガイでデッドリーガイを融合召喚
ディアボリックガイ効果発動→ディアボリックガイを特殊召喚
デッドリーガイとディアボリックガイでベアトリーチェをエクシーズ召喚
ベアトリーチェ効果発動→魂のリレーを墓地へ
ディアボリックガイ効果発動→ディアボリックガイを特殊召喚
ベアトリーチェとディアボリックガイで剛炎の剣士をリンク召喚
剛炎の剣士と切り込み隊長でイゾルデをリンク召喚
イゾルデ効果発動→クライスをサーチ
イゾルデ効果発動→ジャンクコレクターを特殊召喚
そして、相手ターンのドロー後にジャンクコレクターの効果で魂のリレーをコピーしてクライスを特殊召喚し、クライスの効果でクライスとイゾルデを破壊して2枚ドローします。
すると、手札消費が実質0枚で高速敗北することができます。
相手のドロー後に特殊敗北するという性質上、エフェクト・ヴェーラーも効きません。儚夢みずきも、屋敷わらしも、DDクロウも、AFロンギヌスも、レッド・リブートも効きません。効くのは、灰流うららや無限泡影といったカードのみです。
何種類かの手札誘発をすり抜けながら、相手にドローをさせた後に負ける。つまり、自分が展開しながらも、相手に1アクションを行わせることにより、デュエルに参加しているという没入感を向上させ、「なんか突然相手が倒れた」ではなく、「デュエルしてたらなんか勝った」という勝利への実感を向上させ、相手に勝利の喜びを与えることをこのデッキは可能にします。
しかし、どんな人であっても、自分の気にいる勝ち方とそうでない勝ち方があります。
もし、対戦相手が特殊敗北による勝利を拒むことによる妨害の結果、特殊敗北に失敗した場合は、諦めて展開して殴りに行きましょう。パワーの高いカードや蘇生札はある程度積んでいるので、それなりに戦えるはずです。
最後に。
皆さんは勝つことに執着しすぎて、大切なことを見落としたりしていませんか?
勿論、ゲームにおいて勝利は大切ですが、楽しむことも同じかそれ以上に大切だと思います。
楽しみ方は人それぞれであり、他人が楽しんでいれば自分も楽しいという人もいるでしょう。
勝利に執着しすぎて、楽しむことを忘れてしまってはいませんか?ゲーム自体がつまらないと感じてしまってはいませんか?
このデッキ紹介が、皆さんの「楽しい」の再発見になれば幸いです。