リン酸の語り処

遊戯王OCG考察・構築案の物置です。

【咆哮Tierra】デッキレシピ&解説

どうも、リン酸です。

前回の記事は多くのかたに見ていただけて大変恐縮です。書き置きみたいな形ですが、これからも是非ともよろしくお願いします。

皆様の関心がモチベに繋がるので是非とも繰り返し読んでくれよな!

 

さて、今回はデッキ紹介記事の第2弾咆哮tierraの紹介となります。こちらも前回のデッキ同様現在は解体していますが、現状(2018.02.04 )での構築をあげさせてもらいます。

 

 

f:id:h3po4:20180204021926p:plain

 

このデッキのコンセプトは「毎ターン発動する《海皇の咆哮》から得られるリソースで相手を押し切る 」ことです。

構築のベース自体は見てわかる通り、普通の海皇影霊衣リチュアです。なので自分のデッキとしては珍しく安定して高いパワーで戦えます。(これが解体の理由でもあるんですけどね)

このデッキを 組もうとしたキッカケは、とある方に「《海皇の咆哮撃つと《創星神 Tierra》出しやすいよ!」って唆されたからだったりします。当時はその合理的な考えに感心した記憶があります。その方は現在どこか遠くに流されてしまったため、真意を聞くことはもう叶いませんね…

 

まぁ、そのような個人的な話はさておいて。

 

初動の動きとしては《海皇子 ネプトアビス 》の効果で墓地に海皇を貯めつつ《深海のディーヴァ》と《海皇の咆哮》を手札に抱えるのが理想です。

そうすることで次ターン以降は海皇の咆哮を発動できる限り、海皇の動きと6Lvのシンクロ召喚が確定します。

さらに、その動きに海皇側からアクセスできる《イビリチュア・マインドオーガスを絡め「《海皇の咆哮》・6Lvのシンクロ体・《海皇の竜騎隊》・《シャドウ・リチュア》」をデッキに戻すとあら不思議、毎ターン起動できる「咆哮オーガスループ」が完成します。この動きがこのデッキにおけるメインの動き及びライフラインになります。

 このとき、《イビリチュア・マインドオーガス》を6Lvのシンクロ体を素材とせず儀式召喚できた場合、そこからランク6のエクシーズが可能となります。

つまり、「咆哮オーガスループ」に毎ターンランク6を絡めることができ、《マスター・ボーイ》を装備した《甲虫装機 エクサビートル》や《セイクリッド・トレミス M7》などで妨害とリソース供給が可能になります。

 

この動きを繰り返していくとリソースが次第に溜まっていくため、これを活用する手段として以下の三つを構えています。

①《創星神 Tierra

②  影霊衣 (特に《トリシューラの影霊衣》)

③《天穹覇龍 ドラゴアセンション

 

①については言わずもがなですね、デッキ名にも載せてますし。「咆哮オーガスループ」により5種類のカードを確定で用意できるため、成功率が格段に上がっています。また、この召喚条件を満たしやすくするために「複数枚積むカードを減らして触りやすいカードをピン刺しする」「1枚から2枚分になれるカードを多めに採用しているなどの裏事情もあったりします。

 

②についてはこのデッキの主力となる儀式召喚に突破力を与える、「咆哮オーガスループ」を妨害された場合のリカバリー手段として採用しています。

また、このデッキではレベル3モンスターが多めに採用されることより「シンクロor儀式のレベル6+レベル3」の布陣から展開可能な《トリシューラの影霊衣》に重点を置いています。…まぁ、《ヴィジョン・リチュア》などを素材に出すほうが多いですが、布陣を意識するに越したことはありませんので。

 

③について、これは①と目的を共有することができるのでどちらか狙えるほうから構えることが多いです。

召喚手段は「《海皇の咆哮》経由の《瑚之龍》+《虹光の宣告者》」のルートが理想的です。このルートを採用する場合、通常ドローに加えて《瑚之龍》と《虹光の宣告者》のそれぞれの効果で手札+2、《海皇子 ネプトアビス》の効果で手札+2、墓地の《リチュアの儀水鏡》の効果で手札+1 が確定するため、最低でも4800打点を確保することができます。

このデッキの性質上、手札3枚以上は常に安定して確保できるため7200打点超えを叩きつけられるのは大きな強みですね。その辺の高打点なんかには屈したりなんてしない!!

個人的には瑚之龍》の効果で海皇子 ネプトアビス》を捨てて海皇の竜騎隊》を蘇生して召喚するルートも気に入っています。ネプトをフル活用してる感じが好きなんですよね。

そのほかのカードの採用についても少し記しておきます。

イビリチュア・マインドオーガス》の効果を相手の妨害へあてるために余剰にリソースを確保が必要となるため、《祝福の教会 リチューアル・チャーチ》や貪欲な壺》を採用しています。これらは先ほどの①の条件を満たす点からも採用されています。

ジャンク・シンクロン》は虹光の宣告者》や《氷結界の龍 トリシューラ》を立てるための役割と、海皇の咆哮》が使えなかった場合に蘇生した海皇子 ネプトアビス》から後続を確保する(コストで起動するので竜騎隊などが使える)といった役割があります。早めに立てておきたい《クラウソラスの影霊衣》と《増援》でのサーチ先が共有できるため、非常に重宝しています。

リビングデッドの呼び声》は海皇の咆哮》の誓約上相手ターンでは使いにくいですが、先ほどの①や③の条件へと繋げやすくなったり、《海皇龍 ポセイドラ》や《獣神 ヴァルカン》のバウンス対象としての価値もかなり大きいです。

 

このデッキは40枚構築にしてはループサイクルなど色々な動きを詰め込めて、個人的にもかなり満足した完成度になっていると思います。

それでもこのデッキを今現在解体してしまった理由についてですが、これはこのデッキの持つパワーバランスによるものです。

このデッキ、自分が作った割には中々安定して強かったです。自分のどの手持ちと比べても速度も安定感も違いました。それ故、安定した戦いを求めてこのデッキを使うことがほとんどになってしまいました。しかもこれがあるから他のデッキはパワー低くていいか…と妥協してしまうこともあったので、その辺りを戒めるために解体することに決めました。今の現状に満足せず圧倒的成長を目指そうぜ!って意識高い系のやつですね。俺たちが満足しない限り道は続いていく…だからよ、構築を…止めるんじゃねぇぞ…

 

というところで、今回のデッキ紹介は以上となります。1年以上愛用してきたデッキなので愛着は大きいので、その結果が何か皆様のインスピレーションのお役にでも立てたなら幸いです。

 

さーて、次回の「語り処」は??(某国民的番組風に)

現在も使用しているデッキの一つである【ドミノライザー】の紹介でもできればなーと思っています。どれもお気に入りなのでうまく紹介できればいいですね…。

それ以外にも現在組んでみたいデッキ案は色々あったりするので、そういった案をここに載せてみてもいいかもなーとか考えてたり(ちょいちょい呟いてますが)

…需要がない?そんなことは知らないです、KONAMIにでも問い合わせてみてください。

 

 ではでは、次回の記事にてお会いしましょう。 最後まで読んで下さりありがとうございました!!